納骨式って何?
先日、4年前になくなったおじいちゃんのお骨をお墓に納めるの事ができました。
家族でも一番近い方がなくなり、旦那さんと初めての取り仕切り。
一体何からすれば良いのやら・・・とあっという間でお葬式や初七日、初盆をむかえた4年前。
そこから少しずつ落ち着いて、普段の生活に戻りつつあったのですが、家族帯同での転勤や、このコロナの状況でなんとなく後回しになっていた納骨。
おばあちゃんもおじいちゃんがいつもそばにいてくれたらどんなに心強いか。とはいうものの、お墓にいつまでも納めないのも可哀想といつも合う度にいっていました。
今年のお正月になかなか合えない親族とも会えたので、納骨についての話をし、
春には執り行いたいなと思っていたのですが、コロナの影響は続いたまま。
なので、もう、いつまでたっても安全な今までの暮らしは戻ってこないと、踏ん切りをつけて安全を考慮した上で、執り行ってきました!!
納骨式の段取り
まず何から始めるか・・・。
納骨はお墓にお骨を納めるためのお墓を開けてくれる方を呼ばないといけません。
なので、とりあえず歴代の親族が眠っている墓園近くの石材店へ直接行き、納骨について聞いてきました!
手順はこう。
石材店でお墓を開けてもらうよう依頼
↓
お墓の中にお骨を入れる
↓
お墓に蓋をしてもらう
↓
お坊さんに読経してもらう
↓
親族で会食?
大体ですが、こんな感じで進めますと教えてもらいました。
残念ながら、親族での会食となるとやはりコロナの感染の怖いところなので、
親族の中でも兄弟のみなど、人数を減らし会食という感じのものは取りやめました。
納骨をするにあたりやったこと
①電話~お寺~
いつも実家にきてくれるお坊さんに納骨時のお経を依頼。
実家にはいつもお盆とお彼岸に近所のお坊さんがきてくださいます。
ひいおじいちゃんのときからのお付き合いだとか。
私は嫁に来てから一度もその場に立ち会ったことがない(よく考えたらとんでもない嫁(;゚ロ゚))ので、よくわからなかったのですが・・・。
とにかく、そのお寺に電話をして納骨をする日にちを伝え、お経を読んでいただきたいとお願いしました。
すると、お寺の方でも、良くあることなのか、その霊園まではこちらで行きますから、○○時に霊園の事務所の駐車上で待ち合わせしましょうと。
なんか、あんまりにあっさりで拍子抜けしましたが、これでお寺は完了。
②電話~石材店~
石材店は私の場合、飛び込みで入って、納骨の手順を聞いていたので、こんなに親切にしてくれる石材店ほかにないわっ!と(他の石材店を見てもないので底しわ変わらなかったけどね)改めて電話をして、執り行いたい日程・お墓の場所・お坊さんが来るか来ないか・来る場合はお焼香などのセットがおける台が必要かどうか・納骨のさらし袋が必要かなどを伝えました。
当日はお坊さんが来られる前に納骨の作業を済ませるとのことで、お墓に直接待ち会わせる時間などを確認。
③電話~親族~
コロナの影響もあり、外の環境下でも念のため兄弟だけの納骨とさせていただき、
親族への連絡をしました。
納骨作業の前に簡単にみんなでお墓の掃除をしようと準備や時間の連絡を忘れずに。
④準備
・火葬許可書と埋葬許可書 ←めっちゃ大事です!!
火葬許可書は火葬した際に発行されたものです。
埋葬許可書は納骨する墓園の事務所でもらうのですが、遠方のため、石材店の方にご厚意で見積もり書と一緒に送ってもらうことになりました。
・お供え物
・お花
・掃除道具
・お金
金額的には地域差や親密度などにもより詳しくかけませんが、内容的には・・・
納骨作業してくださる石材店へ
・作業料金
・少しばかりのお茶代
お坊さんへ
・お布施
・お車代
・お食事代
といったところでしょうか。
⑤確認
その後、数日たったある日、石材店から見積もり書と埋葬許可書(記入例付き)が自宅に届きました。
私が頼んだのは、・お墓の石を開けてもらう・お経の前に墓前に焼香台を設置(お焼香やお鈴、お供え台含む)・骨壺の骨をいれるさらしの袋の三点。それでだいたい2万円弱でした。
いざ、納骨!
当日、お坊さんとの約束の時間の30分前にお墓の前に家族が到着。
ちょうど同じくらいに石材店の方1名が到着。
石材店の方が、作業前の準備をしてくださってる間に、われわれはお墓の掃除。
そして、だいたいできたら、お墓の前の部分の石を手際よく開けてもらいました。
初めて見るお墓の内部にみんな興味津々・・・。
あたしもここに入れるのかなぁ・・・など、ちょっといろいろ考える事ができる時間です。
お骨を骨壺から出し、さらしの袋に入れ、いざ納骨。
骨壺は石材店の方に引き取っていただきました。
そして、お墓の蓋をしめてもらったところで、お坊さんを迎えに行きます。
お坊さんに納骨し終えた墓前でお経をあげてもらい、順番にお焼香もして納骨が終わりました。
納骨後に思うこと
おばあちゃんも前から気になっていた納骨を済ますことができて、すっきりしたような…お墓の中へお骨を納めるときのさみしげな表情はなんともいえません。
これからはおうちがちょっとばかりさみしくなるかなぁ…という感じです。
この納骨時に一つ失敗だったのは、いすが必要でした。
ご年配がいる場合、納骨時にお坊さんのお経が長いとずっとたっているのがつらくなるので、アウトドア用のいすを準備しておけば良かったと思いました。
だれかの何かの参考になれば。ではでは。