こんにちは、ネムです。
先日ふるさと納税の返礼品として受け取った、別府つげ工芸さんのつげ櫛(つげブラシ)なんですが、我が家で絶賛大活躍中です!
現在は毎朝夕のブラッシングに使用しています。
髪に悩めるアラフォーど真ん中のネムは、つげ櫛(つげブラシ)の使用だけでなく、椿油を使ったり、他にも髪にいいことしようといろいろやっています。
そのおかげか、髪に嬉しい効果が現れはじめて、ますます毎日のヘアケアが楽しくなっているところです。
今回は、そのつげ櫛(つげブラシ)の定期的なお手入れ方法を中心に情報発信していきたいと思います。
目次
1.つげ櫛(つげブラシ)とは
つげ櫛と聞いてまず思い浮かべるのは、半円状の櫛ではないでしょうか?
テレビの時代劇などで女性が髪をとかすシーンで見ることがある、なんだか古くさい感じの道具。そう思うかたも少なからずいらっしゃると思います。
時代劇で使われているイメージそのものなのですが、古くから使われているということは、つまりは、つげ櫛はお手入れひとつで長い間使うことができる一生もののお品ということなんです。
つげ櫛(つげブラシ)の材料に選ばれるつげの木は、どれも固く粘りがつよい、使い込むほどにつやが出てくるという特徴を持っているようです。
そこから、固く変わらない絆を表す縁起ものとして、夫婦円満、家内安全のお守りとしても珍重されてきました。
つげ櫛(つげブラシ)の良いところ
ブラッシングの仕方は、特に髪が長いかた・髪が絡みやすいかたは、まず横と後ろの髪を片手で握れるほどずつにブロック分けにして、各ブロックの毛先だけをといてから徐々に根元の方へとくようにすると、つげ櫛(つげブラシ)に染みこんでいる椿油の効果でするんととけるようになりますよ。
①頭皮マッサージで血行促進
しっかり髪をとかす事ができたら、ぜひやってもらいたいのが頭皮マッサージ!
つげ櫛(つげブラシ)は、髪をとく際の頭皮への刺激で毛根が丈夫になり、髪の毛に栄養が行きやすくなるようです。
今回ふるさと納税の返礼品で手に入れたつげ櫛(つげブラシ)は、歯先に丸みがあるのでブラッシングの際に、頭皮に適度な刺激があって心地よいです。
特別に頭皮マッサージをするっというのではなく、ブラッシングしている中で自然と頭皮マッサージができるんです。
②静電気が起きにくい
歯先には後ほどご紹介する方法で、椿油をしっかりと染みこませているので、髪をとく度にツヤが生まれます。
私は、何度か繰り返すと髪に潤いがあるのが目に見えてわかり、最近では我が子に「天使の輪」できてるよ~と後ろから声かけられたのが嬉しかったです!
また、乾燥し痛んだ髪だと服との摩擦で静電気が起こりやすくなりますが、髪にツヤと潤いがあれば静電気を起こしにくく、切れ毛なども防止する効果がみこめますよ。
つげ櫛(つげブラシ)の注意点
水濡れ厳禁!!
残念ながらつげ櫛(つげブラシ)は木製品ですので、水をはじくことはないんです。
椿油を染みこませてはいますが、つげ櫛(つげブラシ)自体が濡れてしまうと、染みこんだ水のシミができたり、乾燥したときにそこから割れることもあるようなので、乾かした髪に使用するようにしてください。
濡れた髪に使用する場合もできるだけタオルドライをしておいた方が良いですね。
もちろん、お風呂場での使用はしないほうがいいです。
2.家庭でのつげ櫛(つげブラシ)のお手入れ
定期的なメンテナンスとして、月に1~2回ほどつげ櫛(つげブラシ)に椿油を染みこませる作業をしています。
今回使用する油は椿油です。
自分のつげ櫛(つげブラシ)に使用する油はなにがいい??
つげ櫛(つげブラシ)を購入した時に説明書などあれば、染みこませている油の種類が記載されているかと思いますので、同じものをお使いになったほうがいいと思います。
説明書を無くした、あるいは工房などでそのまま購入など、使用している油がわからない場合、つげ櫛(つげブラシ)に使用されている木の種類にもよりますが、国産のつげの木を使用されている場合は、国産の椿油を使用されるほうが木材との相性がいいと考えられます。
私の場合、別府つげ工芸さんで作成されたもので、ブラシの歯の部分が国産材・背板部分が輸入材とのことでした。
使用している油は椿油でしたので、今回のお手入れは国産100%の椿油を使用します。
使用する油に関しては、ホホバオイルやオリーブ油などを考えておられるかたもいらっしゃるかもしれません。
もちろん使用も可能ですが、椿油は髪に栄養をしっかり与えてくれるものなので、つげ櫛(つげブラシ)の定期メンテナンスだけで無く、ドライヤー前に直接毛先につけて髪の内部の水分蒸発を避けたり、ヘアケア商品として十分活用の幅があります。
椿油には、わざわざ購入してでも、今後活用していくメリットのほうがたくさんあるので、私は断然、椿油をオススメします。
椿油のほかの使用法などは今後のブログであげていきますね。
準備するもの
つげ櫛(つげブラシ)
新聞紙
キッチンペーペー
椿油
歯ブラシ(あれば)
綿棒
ビニール袋
方法
①椿油を使用するので、汚れてもいい新聞紙を作業台に敷きます
<歯についているホコリを取る作業>
②ビニールの口を広げ、つげ櫛(つげブラシ)をその中にいれます、その時、柄の部分は持っておく
③椿油をつげ櫛(つげブラシ)の歯の根元めがけて4~5滴たらす。
④歯ブラシがあれば、そこで浮いてきた汚れをかきだす
とれたら、キッチンペーパーなどで拭き取る
(汚れがひどいときはそのまま20分以上置いておくと、自然と汚れが浮き上がってきます)
<歯に椿油を染みこませる作業>
⑤歯の部分に椿油を指で1~2滴なじませる
⑥指が入らない歯と歯の間は綿棒を使って丁寧になじませる
⑦2時間ほど歯を下にして置いておく
⑧テカリがなくなったら完了
冬の間は乾燥しやすいので、月に2回ほどメンテナンスと称してお手入れしています。
このお手入れをする事で、ますます自分のつげ櫛(つげブラシ)に愛着がわいてきますね。
お手入れ前とお手入れ後の写真を入れていますが、違いわかりますか?
ちょっと下の方が潤いがある感じで2時間後の写真です。
3.最近の発見とまとめ
私はふるさと納税で自分の髪の悩みを改善するべく、別府つげ工芸さんのつげ櫛(つげブラシ)を手にしたのですが、最近、無印良品さんの「諸国良品」でも同種類のつげ櫛(つげブラシ)を発見したんです。
「諸国良品」とは
地域に根ざした食品、数少ないもの、期間が限られているものを生産者の活動や思いとともに産地から直接お客様へお届けしています。
(出典:諸国良品 通販 | 無印良品 )
無印良品さんのオンラインストアはよく見ますが、「諸国良品」の中まではあまり見たことがないかたが多かも??と思い、こちらで紹介させていただきました🎵
楽天やアマゾンでも購入できるつげ櫛(つげブラシ)ですが、気になった方は、ぜひ覗いてみてくださいね。
つげ櫛(つげブラシ)の定期的なお手入れを通して、ものを大事にすることが、芽生えたような気がします。
我が子も一緒に使用していますが、いいものを丁寧にお手入れしていると自分の心を整えるよい機会にもなりそうです。
使えば使うほど、つげ櫛(つげブラシ)はべっこう飴のようないい飴色になるようなので、いまから楽しみです。
それでは。
今回使用した椿油はこちら